そーゆーすいかって、どーゆーすいか?
こんにちは!
そーゆー農園のそーちゃんとゆーちゃんです!
今回は、うちのそーゆーすいかの、おいしさの秘密を話させてください。
自分の名前で売るので ヘタなものは出せないし、いつも美味しくないとリピートしてもらえないので味にこだわり、研究を惜しまず 実践しています。
実践しているこだわり
絶対、朝収穫!
スイカは昼間、光合成をして夜、糖をつくりその糖を成長や肥大のエネルギーとして使います。
その糖(グルタミン酸?など) が果実に蓄えられている状態の時間帯に収穫することで おいしさをパックしたままなので美味しくいただけますし、日持ちもします。
朝と夕方収穫したものを食べ比べると全然美味しさが違います。
信州・波田の良質な土!
作付けが終わった後、麦をまいて生育させています。
これには様々なよい効果があります。
・連作の回避
同じ作物を作り続けると土の中の微生物の種類が偏り連作障害と言ってうまく育たなくなるのを麦を間につくる事で回避している。
・粗大有機物を獲得できる
育った麦は収穫せずトラクターなどで土にすき込むので 微生物のエサやすみかを確保し 肥沃で水はけが良く水持ちが良い土の団粒化に貢献する。
・スイカの大敵センチュウを抑制する効果がある
麦の根っこにセンチュウ忌避効果があるので密度を抑制する。
・ 風が強い時土が舞い上がらない 。
など沢山の良い効果をもたらしてくれます。
ウチの場合はネギもつくっているので、ネギとスイカを一年毎に畑を入れ替えて輪作ができます。
波田という土地は、水、そして空気、それから日照。
野菜の生育に必要な要素がとても良質でバランスがとれている土地なんです。
つまり、どんな野菜を作っても良く育ち、美味しくなる!
野菜にとって、とっても良い環境が整っている土地、それが松本市波田です。
これほど恵まれた環境で、農業ができるというのは、自分にとって本当にありがたいことです。
次の世代へ、今の良い状態の土を受け渡していくために考え、取り組むべきだと思います。
肥料は最小限に抑える!
野菜がおいしくないと感じるひとつに「えぐみ」と表現されるものがあります。
チッ素と言う肥料分を過剰に与えてしまうと、野菜は与えた分、必要以上にどんどん吸収してしまいます。
野菜の体内で毒素の様なものに変わり、食味まで落としてしまいます。
更に抵抗性が弱くなり病害虫に侵されやすくなります。 土壌の分析を毎年行い、 野菜に必要以上な肥料は与えないようにしています。
肥料が大量に残ると土も痛めてしまう事になるので、大切な土も守る意識もしています。
そーゆー農園/中野そーいち